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3定時期避け開催/資格審査改正案など内容更新/地方建協と2回目の意見交換 - 道建設部

2024/07/18付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、地方建設業協会との本年度2回目の意見交換会に向けて準備を進めている。5月の会合で上がった意見をもとに、初回の提案内容を更新。次回に関しても、2025・26年度競争入札参加資格審査における技術・社会点の改正案や、働き方改革を推進するための制度設計などを議題に協議する見通しだ。日程については、9月に開会予定の3定道議会の時期を避けて編成する公算が大きい。

 道建設部は5月14日の網走を皮切りに、全道11地区の地方建設業協会と意見交換会を開催。次期競争入札参加資格審査を控える中、総合評定数値の考え方や技術・社会点の改正案、発注標準におけるA1からA2への申し出制度の取り扱いなどを議題の柱とし、意見を交わした。
 主なものとして、技術・社会点の改正に関しては、「地域の安全・安心への貢献」の評価項目に建管維持除雪功労者表彰の受賞実績を追加する案を提示。「担い手の確保」では、満35歳以上の者の新規採用にも加点する対象拡大案を示した。
 提案を受け、業界からは、受賞実績への評価における地域間のバランス保持や、新規採用に係る配点の最適化などを求める声が上がったもよう。働き方改革の推進に向けても、週休2日の取組状況などが話題として取り上げられ、今後の制度設計の在り方などについて意見が交わされたものとみられる。
 既に2回目の意見交換会の開催に向けた準備に着手。業界の生の声を踏まえ、初回で示した案をブラッシュアップし、より具体化させた形で議題に上げる方針だ。日程は調整中だが、9月の3定道議会の開会時期を避けることが有力視されている。

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