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説明会 8月に全国開催/北海道ブロックは7日を予定/国交省 第3次・担い手3法成立で

2024/07/18付 DOTSU-NET NEWS
 国土交通省は、第3次・担い手3法に関する説明会を順次開催する。新たな法規制は持続可能な建設業の実現とそのために必要な担い手の確保を主眼に置いており、今後、新ルールに基づく運用が進む見通し。説明会は全国10ブロックで、いずれも8月中に実施する。北海道ブロックは7日に開催する予定としている。
 国では、建設工事の適正な施工および品質確保、その担い手確保につなげるため、これまでにも2014年、19年に建設業法・入契法と品確法を一体として改正した。
 業界が直面する課題の解決に向け、各種の取組が進められている。
 一方で、厳しい就労条件などを背景に、依然として就業者の減少が著しい状況。建設業がその重要な役割を将来にわたって果たし続けられるようにするためには、現場の担い手確保に向けた対策を強化することが急務となっている。
 第3次・担い手3法は、これらの課題への対応に加え、持続可能な建設業の実現とそのために必要な担い手の確保を目的としたもの。
 通常必要な労務費の額を著しく下回る見積や契約の禁止、価格転嫁の協議円滑化措置や、工期ダンピング対策の強化、公共工事における休日確保・処遇改善や各段階でのICT活用などが規定された。
 説明会は、改正内容の周知徹底を図るために開催。国交省では、建設業者のほか、各自治体等の発注・契約担当者や民間発注者にも積極的な参加を呼びかけている。

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