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9月26日オンラインで/担い手確保へ新たな取組/建設DX理解促進セミナー - 道建設部

2024/07/25付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は本年度、業界の担い手確保・育成に資する新たな取組に乗り出す。普通科高校などにも間口を広げ、進路指導担当教諭や教育局のキャリアプランニングスーパーバイザーらに向けた「建設DX理解促進セミナー」をオンラインで開催する。荒井建設(株)(旭川)の岡﨑竜志取締役土木技術部長らが、DX化が進む建設業への理解深化を図るため、最新の動向を説明する。9月26日午後2時からの開催を予定しており、道建設部は「建設業の働き方が変化してきていることを広く知っていただければ。入職促進につながる実効力の高い取組にしていきたい」と抱負を示している。
 担い手確保・育成が業界の最たる課題として位置付けられる中、道建設部は建設業の魅力を広くPRするための事業を展開。全道各地で現場見学会や説明会などを開催しており、次世代を担う人材の確保を目的として、関係機関および団体と共に長きにわたって取組を継続している。
 本年度は、公立高校の進路指導担当教諭や建築・土木分野の教諭、教育局のキャリアプランニングスーパーバイザーらを対象とした「建設DX理解促進セミナー」をオンラインで開催する。道教育委員会が所管する「北の専門高校ONE―TEAMプロジェクト」の枠組みを活用した新たな取組で、入職促進を図るため、工業高校のほかにも、普通科や商業科などの高校にも対象枠を広げ、建設業の魅力が生徒に正しく伝わるよう教諭に業界の最新の動向を伝える。

 内容をみると、荒井建設の岡﨑取締役土木技術部長のほか、建設ディレクター協会の藤田歩実氏が「建設業における新しい職域“建設ディレクター”について」、ヤマグチ(株)土木部工事管理室の馬場洋介ビジネスイノベーション推進課長が「建設ディレクターの育成について」と題して講演する。
 ヤマグチ土木部工事管理室の長坪和氏と原田杏瑞氏は「建設ディレクターとしてのやりがい」をテーマに自らが体験したことを紹介。工業高校出身の長坪氏と総合学科出身の原田氏が、業界での多様な働き方や、活躍の場が広がっていることをPRする。
 9月26日午後2時の開催を予定。参加に当たっては、各教育局からの通知に従い申し込むよう呼びかけている。

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