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工事94.9%、委託93%/最低制限での落札 工事21.2%/道発注3部の23年度平均落札率
2024/07/23付 DOTSU-NET NEWS
道は2023年度の入札契約執行状況をまとめ、22日に開かれた入札監視委員会に報告した。発注3部の平均落札率は、工事が前年度実績を0.1ポイント上回る94.9%。入札方式別では、一般競争が0.4ポイント上回る95.2%、指名競争が0.7ポイント下回る91.3%だった。最低制限価格および調査基準価格と同価での落札件数は76件増の626件で、契約件数全体に占める割合は2.9ポイント上昇して21.1%となった。委託の平均落札率は、0.2ポイント上昇し93%に上っている。一般競争入札の実施率は、0.8%上昇し92.1%。農政が0.2ポイント上昇して100%に達したほか、水産は8年連続、建築は6年連続で100%を記録した。発注3部以外の部局を含めた実施率は、0.6ポイント上回る92.9%だった。
工事の平均落札率をみると、発注3部以外の部局を含めた道全体では、工事が前年度から0.4ポイント上昇して94.9%に。発注3部については、農政が0.2ポイント上昇し95.8%、水産が0.3ポイント下降し96.6%、林務が0.2ポイント下降し96.3%、建築が0.4ポイント上昇し96.5%、土木が同率の94.1%となっている。
発注機関別に追うと、振興局産業振興部は留萌が最も高い98.5%で、十勝が最も低い93.2%。建管は留萌が最も高い96.8%で、札幌が最も低い91.1%だった。
一般競争入札の平均落札率は、0.2ポイント上回る95.2%。落札者決定方式別では、総合評価落札方式が94.9%、通常の価格競争が95.4%で、それぞれ0.2ポイント上回っている。
最低制限価格および調査基準価格と同価での落札は、76件増の626件。契約件数全体に占める割合は2.9ポイント上昇して21.1%だった。工種別では、一般土木が28件増の255件、舗装が14件増の139件などとなった。
発注機関別にみると、振興局産業振興部では、十勝が最も多い37件で、割合は9.5ポイント上回る36.6%。建管は、札幌が最も多い205件で、割合は11.1ポイント上昇して76.5%となっている。
一方、委託の平均落札率は、0.1ポイント上回る92.9%。農政が同率の93.3%、水産が0.3ポイント上昇し90.7%、林務が0.1ポイント上昇し94%、建築が1.9ポイント上昇し89.7%、土木が同率の93.1%となっている。
振興局産業振興部では、後志が最も高い94.1%、十勝が最も低い91.8%に。建管においては、函館が最も高い93.7%、札幌が最も低い91.9%だった。
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