０.２Ｐ下降 ８５.１％／本紙集計 ５開建下回る／開発局 ６月末業務平均落札率

　開発局所管発注業務における２０２４年度６月末平均落札率が、本紙集計でまとまった。全体では８５.１％となり、前年度同期と比べて０.２ポイント下降。札幌、函館、小樽、釧路、留萌の５開建で下降した。業種別にみると、土木関係コンサルは０.３ポイント下回る８５.６％、測量は１ポイント上回る８４.４％、地質調査は２.３ポイント下回る８２.７％などとなっている。
　プロポーザル方式や随意契約を除く１００万円超の業務を対象に、平均落札率を算出。対象件数は１１６６件で、前年度同期を７件上回った。
　業種別にみると、測量は１３件上回る１９５件、土木関係コンサルは１６件下回る８０９件、建築関係コンサルは３件上回る１８件、補償関係コンサルは４件上回る５９件、地質調査は３件上回る８５件だった。
　業種別の平均落札率は、測量、土木関係コンサル、地質調査のほか、建築関係コンサルが０.６ポイント下回る８２.１％、補償関係コンサルが０.１ポイント下回る８４.４％となった。
　全体の平均落札率を部局別にみると、札幌、函館、小樽、釧路、留萌の５開建で下降。函館が２ポイント、釧路が１.９ポイントの下降などとなっている。本局については、２.３ポイント上回った。
　土木関係コンサルをみると、函館、小樽、釧路、網走、留萌、稚内の６開建で下降。釧路は２.４ポイント、留萌は１.４ポイント下降している。一方で、本局は０.９ポイント、室蘭は０.４ポイント、札幌と帯広は各０.３ポイント上回った。
　測量は、釧路のみで下降。旭川は３.２ポイント、留萌は３ポイント、函館は１.９ポイントとそれぞれ上昇する結果となった。