工事 ４７７件、６２３億円／委託は７６９件、１０６億円に／道農政部 道営農業７月末発注実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業における２０２４年度７月末発注実績をまとめた。工事は４７７件、６２３億４４００万円を発注。前年度同期の件数を１１件下回った一方、金額では１２億８３００万円上回った。委託業務は７６９件、１０６億３３００万円で、３７件、３億２５００万円上回る結果となった。
　ことし３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務とも消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事を振興局別にみると、発注件数は空知が最多の１３０件。以下、オホーツクが７５件、十勝が７３件、上川が５５件などと続く。前年度と比べ空知、石狩、日高、檜山、釧路の５振興局で増加した。
　金額は、２１２億２２００万円の空知に次いで、オホーツクが９２億７５００万円、十勝が８３億５７００万円、上川が６８億１８００万円など。空知、日高、檜山、釧路、根室の５振興局で増額した。
　委託業務は、最多の空知が２１５件、３２億５１００万円を執行。このほか金額の大きい順に、十勝が１６億６０００万円、オホーツクが１１億５６００万円、上川が１１億３００万円などとなった。件数・金額とも上回ったのは８振興局だった。