工事 １０億以上９社／道建設部まとめ 委託５億以上１９社／２３年度建管執行分業者別受注実績

　道建設部は、建管執行分の２０２３年度業者別受注実績をまとめた。工事をみると、１０億円以上を受注した業者は前年度から１２社減の９社、５億円以上は１６社減の５１社。上位３０社は全て道内業者だった。一方、委託業務で５億円以上を受注した業者は１社減の１９社となっている。

　工事の受注総額は、前年度比２０.３％減の１２９８億１７００万円。金額にして３３億１６００万円下回った。総受注業者は８５社減の８５２社となった。
　上位業者をみると、首位は日本高圧コンクリート（株）（札幌）で、２１億３９０万円を受注。２位は萩原建設工業（株）（帯広）で１６億４２１万円、３位は（株）西村組（湧別）で１４億１４９万円と続いている。
　委託業務は、１.９％減の４０４億３９００万円を受注。金額にして７億８４００万円下回った。
　業者別では、（株）シー・イー・サービス（札幌）が１５億８２０７万円を受注して首位に。２位以下は、（株）シン技術コンサル（札幌）が１５億５０８０万円、（株）ドーコン（札幌）が１４億６７４４万円などと続いた。上位３０社は全て道内業者だった。

【集計方法】
　道建設部が消費税込みの契約ベースで集計。昨年４月１日からことし３月３１日までの発注について、設計変更を含む全体契約額でまとめた。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて各社に合算。合併などによって営業の移転があった場合は、２４年６月現在の移転後の業者実績として計上している。