工事 ５億以上２８社に／委託は１億以上３１社／道農政部２３年度業者別受注実績

　道農政部は、２０２３年度の業者別受注実績をまとめた。受注総額は、工事が前年度比１１.１%増の６９７億９９７４万円、委託業務が３.１%減の１０５億７７０８万円となった。工事で５億円以上を受注した業者は７社増の２８社、３億円以上は１４社増の６２社に。委託業務では、３億円以上の受注が１社減の４社、１億円以上が同数の３１社だった。
　工事の総受注業者数は前年度から１２社減の４４８社。道内業者が上位３０位を独占した。首位は１１億９８３９万円を受注したこぶし建設（株）（岩見沢）で、このほか１１億６０７５万円の（株）中山組（札幌）、９億９５０９万円の芙蓉建設（株）（美幌）などが続いている。
　委託業務をみると、総受注業者数は９社減の２０７社。上位３０位のうち、道内業者は２９社だった。首位は１０億２１６２万円の北海道土地改良事業団体連合会（札幌）。２位以下は、６億６８８１万円で（株）ルーラルエンジニア（深川）、３億１１３２万円で（株）みずほ栄設計（岩見沢）などとなった。
【集計方法】
　振興局調整課・農村振興課・農務課、本庁および出先機関の昨年４月１日からことし３月３１日までの発注分を、消費税込みの最終契約ベースで集計。２３年度に契約し、工期が２４年度以降にわたる契約については、当初契約額を計上した。
　ＪＶの受注実績は、出資比率に応じて各社に加算。合併等によって営業の移転があった場合は、２４年６月現在の移転後の業者実績として計上している。