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全道市町村に呼びかけ/“質の向上”に重点置く取組を/道建設部 月単位の週休2日導入
2024/08/22付 DOTSU-NET NEWS
建設現場における働き方改革の推進が求められる中、道建設部は全道市町村に向けて、月単位の週休2日の導入を呼びかけていく方針だ。今月8日の釧路・根室を皮切りに、各地域で開催する北海道ブロック発注者協議会の地方部会などを通じ、週休2日の“質の向上”に重きを置いた取組を促していく。現在のところ、政令指定都市の札幌市のほか、中核都市などが導入への検討を進めており、今後の動向が注目される。業界の担い手不足が深刻化する状況下で、主要発注機関は働き方改革を推進するための制度設計に注力。週休2日工事の発注を柱に、建設現場の就労環境改善を目指している。
本年度からは、建設業にも時間外労働の罰則付き上限規制が適用されたことを受け、国土交通省は週休2日の“質の向上”にも重きを置いた取組に着手。従来は通期での週休2日を求めていたが、対象期間の全ての月で4週8休以上の現場閉所を行う月単位の週休2日を導入した。
国の方針を踏まえ、道建設部でも月単位の週休2日の導入を決定。ことし10月1日以降の入札案件から受注者希望型によって適用することとし、月ごとの現場閉所日数の割合が28.5%以上の水準に達した場合、工事施行成績評定の創意工夫において1点を加点する。
道建設部は、広域自治体の役割として全道市町村にも月単位の週休2日の導入を呼びかけていく方針。今月から来月にかけて、各地域で開催する北海道ブロック発注者協議会の地方部会の機会を活用し、費用単価に乗じる補正計数の設定状況などを周知していく考えだ。
現時点では、政令指定都市の札幌市のほか、中核都市などが導入に向けて検討を進めているもよう。早期の適用を目指し、調整を図っていく。
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