首位は宮坂建設 ８６億円／本紙集計 受注総額２０８１億／開発局 ６月末工事業者別受注実績

　開発局の２０２４年度６月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の６開建から計２５件、８５億７６０４万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。２位以下は、１１件、４３億５３９万円の岩田地崎建設（株）（札幌）、１２件、４０億１８０６万円の（株）中山組（札幌）などと続く。受注総額は、前年度同期と横ばいの２０８１億３９００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２４年度支払い分を計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は５社減の５５２社で、１社当たりの平均受注額は０.９％増の３億７７０６万円。受注総額のうち道内業者は１８５３億３６００万円で、全体に占める割合は２.１ポイント縮小し８９％となった。
　前年度同期に上位３０位圏外だった草野作工（株）（江別）は８位、鹿島建設（株）（東京）は１２位、勇建設（株）（札幌）は２１位、あおみ建設（株）（東京）は２４位、大北土建工業（株）（富良野）は２６位に順位を上げた。

　受注額が増加したのは皆増を含め３１６社、２倍以上受注額を増やしたのは５５社に。１０億円以上を受注した業者は同数の４６社、５億円以上は６社減の１０８社、３億円以上は１４社減の１９０社となった。