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25年度 12路線、4キロメートル要望/建管別 最多は小樽の5路線/道建設部 無電柱化整備

2024/08/23付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は2025年度、延長約4キロメートルの無電柱化整備を要望している。第8期北海道無電柱化推進計画に基づくもので、対象は12路線。建管別の内訳をみると、小樽が倶知安ニセコ線(倶知安町)など5路線と最も多く、網走が3路線、函館、室蘭、留萌、帯広がそれぞれ1路線と続いている。現在の推進計画は25年度に最終年度を迎えることから、26年度以降の動向にも注視する必要がある。
 道無電柱化推進計画は「防災性の向上」「通行空間の安全性・快適性確保」「良好な景観形成」の三つを目的として策定。新・ほっかいどう社会資本整備の重点化方針に準じた施策別計画で、現在進めている第8期推進計画においては、道道23路線、延長32キロメートルを対象としている。
 推進計画では、DID地区内の緊急輸送道路を2.1%から5.3%、バリアフリー基本構想における生活関連経路を35.6%から37.9%、景観法に基づく景観地区内の道路を11.5%から13.9%に引き上げる完成目標値を設定。低コスト化に資する新技術の普及にも寄与しながら、事業を展開している。
 本年度の整備量によって流動的な要素を残すが、第8期推進計画の最終年度を迎える25年度は、延長約4キロメートルの整備を要望しているもよう。
 対象は12路線で、主なものとして、小樽建管所管の倶知安ニセコ線(倶知安町)や岩内洞爺線(ニセコ町)、函館建管所管の花浦内浦線(八雲町)、帯広建管所管の幕別帯広芽室線(帯広市)などが盛り込まれる見通しだ。

 対象路線はつぎのとおり。
▼小樽建管
▽倶知安ニセコ線(倶知安町)
▽倶知安停線(倶知安町)
▽ニセコ高原比羅夫線(倶知安町)
▽岩内洞爺線(ニセコ町)
▽登余市停線(余市町)
▼函館建管
▽花浦内浦線(八雲町)
▼室蘭建管
▽上厚真苫小牧線(苫小牧市)
▼留萌建管
▽増毛港線(増毛町)
▼網走建管
▽北見常呂線(北見市)
▽網走停線(網走市)
▽遠軽停線(遠軽町)
▼帯広建管
▽幕別帯広芽室線(帯広市)

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