１２月１０日から受付／１１月に説明会、手引公開／道 次期資格審査の申請

　道は、２０２５・２６年度建設工事等競争入札参加資格審査申請の受付期間を固めた。１２月１０日から２５年１月３１日までとし、道議会に報告したとおり、今回からは北海道建設技術センター（ＨＯＣＴＥＣ）の北海道市町村入札参加資格共同審査ポータルサイトを活用。電子での申請に切り替え、手続きの簡素化を図る。１１月にはウェブによる説明会を開催するほか、申請に関する手引を公開する方針を示している。
　道は現在、次期競争入札参加資格審査に向けた検討を進めている。８月８日からは、地方建設業協会と本年度２回目の意見交換会を開催しており、きょう１０日に開会する３定道議会の会期を避けて日程を編成。８月に６地域との会合を終え、１０月には帯広、室蘭、札幌の３地域を訪問することとしており、つぎの格付けの考え方について意見を交わしている。
　今回も、技術・社会点の評価項目や配点などを柱に議事が構成されているもよう。１回目の意見交換会では、評価項目に建管維持・除雪功労者表彰の受賞実績を追加するほか、新規採用における評価の基準を満３５歳以上の者にも拡大する案などが示されており、議論の行方が注目されている。
　制度設計が大詰めを迎えていく中、道は競争入札参加資格審査申請の受付期間を決定。１２月１０日から２５年１月３１日までとし、きょう１０日付で公表する。
　現行は書面で申請を受け付けていたが、手続きの簡素化を目的として、今回から電子化に乗り出す。
　ＨＯＣＴＥＣが提供する電子申請審査システムを利用することとし、手順はポータルサイト（https://www.hoctec.info/kyoshin/）で確認するよう呼びかけている。