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上向別浦河停線 26年度TN発注か/和訓辺上渚滑線橋梁架替など/道路系25年度以降の大型工事 - 道建設部

2024/10/28付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は道路系の大型工事に関し、2025年度以降の発注計画をまとめた。上向別浦河停車場線道路改築では、2本のトンネル新設を計画。延長は1号が197メートル、2号が414メートルで、現時点では26年度の発注を予定している。25年度の事業化を目指している和訓辺上渚滑線道路改築と滝之町伊達線道路改築では、橋梁の架け替えを要望。橋長はそれぞれ183メートルと103.3メートルで、測量設計などの期間を踏まえると、着工までは複数年を要するものとみられる。

 建設部が所管する道路系の大型工事のうち、近年の動きをみると、22年度に小樽環状線最上トンネルの新設、23年度に恵庭栗山線馬追橋や熊牛御影線十勝橋上部1工区の架け替えなどを発注。本年度は熊牛御影線十勝橋上部2工区の架け替えを発注したほか、9月に奥尻島線力沢大橋上部、10月に大岸礼文停車場線美の岬トンネルの新設に係る入札が済んでおり、4定道議会での承認を経て正式契約する。
 25年度以降の計画を追うと、上向別浦河停車場線では、2本のトンネル新設を計画。延長1.4キロメートルの道路改築事業の一環で、区間内に延長197メートルの1号トンネルと、延長414メートルの2号トンネルを整備する。トンネル新設に要する工事費として、39億7400万円を試算。施設の延長から考えると一括で発注する可能性が高く、時期は26年度が見込まれている。
 長大橋の架け替えは、和訓辺上渚滑線と滝之町伊達線で計画。和訓辺上渚滑線では、老朽化が進む橋長114.2メートルの記念橋を架け替える。1級河川渚滑川を渡河する橋梁で、新橋の橋長は183メートル。新橋架設と旧橋解体に要する工事費には16億7000万円を試算している。
 滝之町伊達線では、橋長150メートルの上立香橋の老朽化が進行していることから、架け替えを計画。2級河川長流川を渡河する橋長103.3メートルの新橋を架設するもので、旧橋解体を含めた工事費として10億円を想定している。
 2橋の架け替えに係る道路改築事業は、いずれも25年度の事業化を要望。測量設計などの期間を踏まえると、着工までは複数年かかる見通しだ。

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