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見直しへ検討作業進む/基本高水、計画高水流量など/石狩川水系河川整備基本方針 - 札幌開建
2024/12/26付 DOTSU-NET NEWS
札幌開建は、石狩川水系河川整備基本方針の見直しに向け作業を進めている。気候変動による将来の降雨量の増加などを考慮して変更するもの。基本方針に定める事項である基本高水や計画高水流量など各種検討を順次推進していく。石狩川は、大雪山系の石狩岳に発し牛朱別川、忠別川、美瑛川等の支川と合流。さらに雨竜川、空知川、幾春別川、夕張川、千歳川、豊平川等の多くの支川を合わせ、石狩市において日本海に注ぐ。幹川流路延長268キロメートル、流域面積1万4330平方キロメートルの1級河川となっている。
石狩川水系河川整備基本方針は、2004年6月に策定。開建は、気候変動による将来の降雨量の増加などを考慮した河川整備基本方針の見直しに向け、基本高水ならびにその河道および洪水調節施設への配分流量や、主要な地点における計画高水流量などを含め各種検討を順次進めていく。
現在の「河川の整備の基本となるべき事項」のうち、基本高水のピーク流量等一覧表をみると、基準地点は、石狩川の伊納と石狩大橋、雨竜川の雨竜橋、空知川の赤平、幾春別川の西川向、夕張川の清幌橋、豊平川の雁来の計7地点を示している。
石狩大橋における基本高水のピーク流量は毎秒1万8000立方メートル、洪水調節施設による調節流量は毎秒4000立方メートル、河道への配分流量は毎秒1万4000立方メートル。
伊納における基本高水のピーク流量は毎秒7500立方メートル、洪水調節施設による調節流量は毎秒1500立方メートル、河道への配分流量は毎秒6000立方メートルとなっている。
ことし10月から(株)ドーコンが「石狩川水系治水計画検討外業務」を履行。履行期限は25年12月となっている。
国土交通省では現在、留萌川水系の河川整備基本方針の変更に向け議論を進めている。12日の小委員会では、大和田における基本高水のピーク流量を現行の毎秒1300立方メートルから、毎秒1400立方メートルに改めることなどを申し合わせた。
石狩川水系河川整備基本方針の変更については、今後必要となる検討内容にもよるため、社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会に諮る時期や変更時期は未定。変更後は、気候変動による将来の降雨量の増加などを考慮した河川整備計画の見直しを進める。
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