工事９５.２％、委託９３.２％／工事 総合評価は９５％／道発注３部の上期平均落札率

　道は２０２４年度上期の入札契約執行状況をまとめ、５日の入札監視委員会で報告した。発注３部の工事平均落札率は、前年度同期を０.１ポイント下回る９５.２％。入札方式別では、一般競争が０.２ポイント下降して９５.３％、指名競争が０.４ポイント上昇して９１.８％だった。一般競争をタイプ別にみると、いずれも０.２ポイント下降しており、総合評価落札方式が９５％、通常の価格競争が９５.６％。委託の平均落札率は、０.２ポイント上昇して９３.２％に上っている。

　道全体の工事平均落札率は、前年度同期と横ばいの９５%。うち、発注３部に関しては、農政が０.３ポイント下降し９５.５％、水産が１.５ポイント上昇し９７.２％、林務が０.１ポイント上昇し９６.６％、建築が０.２ポイント上昇し９６.６％、土木が０.１ポイント下降し９４.５％だった。
　一般競争の平均落札率は、０.２ポイント下降して９５.３％。落札者決定方式別では、総合評価落札方式が０.２ポイント下降し９５％、通常の価格競争が０.２ポイント下降し９５.６％となった。
　一般競争の実施率は、全体で１ポイント上昇して９６.７％。発注３部では、１.１ポイント上昇し９６.３％に上った。
　委託の平均落札率をみると、全体、発注３部とも０.２ポイント上昇して９３.２％。農政が０.１ポイント下降し９３.２％、水産が０.６ポイント上昇し９０.６％、林務が０.１ポイント下降し９３.８％、建築が０.６ポイント上昇し９０.３％、土木が０.１ポイント上昇し９３.３％となっている。
　発注３部の落札者決定方式別では、一般競争が０.２ポイント上昇し９０.９％、指名競争が０.１ポイント上昇し９３.２％。一般競争のうち、制限付は０.５ポイント上昇して９１.９％、地域限定は０.２ポイント上昇して９０.１％となった。