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3600億円台後半か/本紙調査 補助は前年度程度に/道 25年度予算案の投資的経費

2025/02/12付 DOTSU-NET NEWS
 道の2025年度当初予算案の編成作業が大詰めを迎えている。鈴木直道知事はあす13日にも、19日開会予定の第1回定例道議会に上程する予算案を発表する。投資的経費には、本年度当初の3646億円を上回る予算を積み上げるもよう。本紙調査によると、3600億円台後半から3700億円台前半の規模で調整が図られる見通しだ。

 本年度当初予算には、一般会計で総額3兆215億円を計上。4年連続で3兆円を上回った中、投資的経費では、公共事業に2606億円、投資的事業に1040億円の計3646億円を措置している。
 現在は25年度当初予算案の編成作業を進めており、一般会計の総額は3兆円台を保持する公算が大きい。物価の高騰や労務単価の上昇などを踏まえ、前年度当初を上回る予算を積み上げるもようだ。
 投資的経費のうち、公共事業費は、25年度道開発事業費の補助分が本年度当初とほぼ横ばいで推移したことから、同程度に落ち着く見通し。
 一方、投資的事業費に目を向けると、特別対策事業費と公共関連単独事業費が本年度当初を上回るものとみられる。
 こうした状況を踏まえ、投資的経費は本年度当初よりも増額するもよう。流動的な要素を含むが、3600億円台後半から3700億円台前半と有力視されている。

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