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単体 受注割合が拡大/函館など5建管で上回る/12月末建管発注工事の受注動向

2025/02/21付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管が2024年度12月末までに発注した工事の単体とJVの受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、単体の受注割合が拡大。前年度同期を1.4ポイント上回り、81.4%に上った。建管別に単体の受注割合を追うと、函館、室蘭、旭川など5建管で拡大している。

 受注額は、設計変更を含まない落札額ベースで、建管別に集計。23年度の翌債、ゼロ国債、補助ゼロ道債、ゼロ道債、災害復旧Bはいずれも次年度に計上した。長期国債は、年度別の支払額を計上するとともに、件数についても支出された年度でそれぞれカウントしている。
 JVは、経常JVのほか、特定JV、乙型JVを含んでいる。
 単体の受注状況は、1912件、903億9200万円。全体に占める構成比は、件数で87.8%、受注額で81.4%だった。前年度と比較すると、単体の受注割合は、件数で0.6ポイント、金額で1.4ポイント拡大した。
 建管別では、単体の金額ベースの受注割合は、函館、室蘭、旭川、留萌、稚内の5建管で拡大。最高は旭川の96.4%で、以下、札幌が92.7%、留萌が87.9%、函館が85.7%、帯広が84.3%などと続いている。

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