全会計総額 １８５８億円／本紙集計 道路新設改良費３４８億円／道 ２０２５年度工事請負費

　道の２０２５年度当初予算案に占める工事請負費が、本紙集計で明らかになった。一般会計と特別会計を合わせた総額は、前年度当初比２.５％増の１８５７億８６００万円。主な費目をみると、建設費が０.４％減の８５４億４８００万円、水産林務費が１.５％減の２８１億９４００万円、農政費が０.９％増の２７９億４５００万円に上っている。

　工事請負費の内訳は、一般会計が２.３％増の１８０６億２４００万円、特別会計が道営住宅のみで１.６％減の５１億６２８０万円。一般会計における建設部所管分をみると、道路新設改良費に３４７億９７００万円、道路整備費に６４億１５１０万円、河川改良費に１７８億８８００万円などを計上した。
　農政部所管分の主なものでは、農業生産基盤整備・保全事業費に２６３億４１８２万円、農村整備事業費に１５億２２万円などを措置。水産林務部所管分を追うと、水産基盤整備費に１４５億６８５５万円、治山事業費に８１億４６７２万円、林道事業費に６億６７４３万円などを充てている。
　これらのほか、教育費では、学校建設費に１０１億４４７万円を充当。警察費においては、交通安全施設費に６５億９３５７万円、警察施設費に４３億３６２７万円を計上した。災害復旧費は２４億１０６５万円で、土木災害復旧費には最大の１６億８１５５万円を積み上げている。