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一般土木 A1 10~20点程度下降/A2 20~30点程度下降/道の25・26年度格付基準点 10日公表へ

2025/03/06付 DOTSU-NET NEWS
 道の発注3部は、2025・26年度競争入札参加資格審査における格付基準点の最終調整を進めている。建設部所管の一般土木A等級をみると、A1は現行から10~20点程度、A2は20~30点程度の範囲で下降する見通し。格付基準点を含めた資格審査の作業は各部で進めており、10日にも公表することとしている。

 道は、発注工事の入札参加者に必要な資格のうち、一般土木、舗装、建築、農業土木、水産土木、森林土木、電気、管について格付等級を付与。経営事項審査によって算出した客観点と、道が定めた技術・社会点を合計した総合評定数値をもとに格付を行っている。
 今回の資格審査では、技術・社会点の最大値を10点引き上げて388点に設定。一方、客観点となる経審をみると、P点が下降傾向に。W点の評価項目に新設した「建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況(CCUS)」の加点要件をクリアできなかったことが、要因の一つとして考えられる。
 こうした状況から、全ての工種で格付基準点が引き下げられるもよう。建設部所管の一般土木A等級を追うと、A1は現行の1340点から10~20点程度、A2は1195点から20~30点程度の下降が見込まれる。
 舗装、建築、電気、管は、いずれの等級も下降する見通し。現行の各A等級の格付基準点は、舗装が1060点、建築が920点、電気が850点、管が840点で、全て10~20点程度引き下げられる公算が大きい。

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