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月単位導入が拡大/釧路市、根室市、石狩市など/市町村所管工事の週休2日

2025/03/13付 DOTSU-NET NEWS
 建設現場における月単位の週休2日の取組は、市町村所管工事でも着実に拡大している。将来の担い手確保や働きやすい職場環境づくりを一層推進する観点から、本紙調査では、新たに釧路市、根室市、千歳市、石狩市などが導入を決定。導入に向けた検討を進めている市町村も複数あり、次年度以降も取組は拡大していく見通しだ。

 建設業界においては担い手不足が懸念され、若手の技術者や技能労働者の確保および育成を中心とした将来の担い手確保が重要な課題に。若年技術者等の入職促進策が急務となっている。
 開発局では、建設現場での働き方改革の実現に向け、2016年度から週休2日工事を実施。これまでは工期全体で週休2日を目指す内容だったが、質の向上を図るとして、本年度から月単位の週休2日の実現に取り組んでいる。
 国の方針を踏まえ、道建設部でも昨年10月1日以降の入札案件から月単位の週休2日を導入した。
 札幌市は、財政局、水道局、交通局所管工事で11月単価を使用する工事から適用している。
 札幌市以外の市町村にも取組は広がっており、判明分では旭川市、室蘭市、帯広市、苫小牧市が既に導入済み。釧路市、岩見沢市、根室市、千歳市、石狩市も導入を決定している。
 このほか、防衛省、日本下水道事業団、苫小牧港管理組合などでも同様の取組を推進している。
 開発局や道は、今後も発注者協議会などを通じて、市町村等への呼びかけを続けていく方針としており、導入の動きは加速していく見通しだ。

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