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開業時期 38年度末に延長/工事状況でさらに遅れも/国交省 道新幹線有識者会議
2025/03/14付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は13日、東京都内で北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)の整備に関する有識者会議を開き、開業時期を2038年度末に延長するとの見通しを記した報告書案を提示した。当初示していた30年度末の開業から、8年遅れることを説明。加えて、遅延の要因となったトンネル工事が難航すれば、さらに遅れる可能性が生じることも示唆した。北海道新幹線新函館北斗・札幌間約212キロメートルの延伸を巡っては、厚さ10メートルを超える巨大な岩塊群や地質不良などの影響により、渡島トンネル、羊蹄トンネル、札樽トンネルの3ヵ所で工事が難航。工程が大幅に遅れたことから、建設主体の鉄道・運輸機構は24年5月、当初予定していた30年度末の開業は極めて困難な状況と発表し、以降は国交省などの関係機関が新たな開業時期に関する検討を進めてきた。
13日に開かれた北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)の整備に関する国の有識者会議では、国交省が現状の掘削技術や岩塊の強度、現地の地質条件などを総合的に判断した上で、今後の工程遅延が避けられないことを説明。本道にもたらす経済効果の観点から、早期開業の重要性を強く認識しながらも、慎重に工事を進めることが最優先とした。
こうした状況を踏まえ、国交省は、開業時期を8年延ばし、38年度末とする見通しを記した報告書案を提示した。
一方、今後もトンネル工事が難航した場合には、さらに遅れる可能性が生じることも示唆し、情報共有に努めるとした。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
大規模工事対象に検討/現場条件等踏まえ月単位も/週単位の週休2日発注方針 - 開発局
2025-03-14付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省が4月1日以降の入札公告分から実施する週単位の週休2日・完全週休2日(土日)の取組に関し、発注方式などの詳細は各地方整備局等で定める見通しとなっている。流動的な要素を含むが、開発局発注工事では、WTO対象などの大規模工事が該当す...月単位導入が拡大/釧路市、根室市、石狩市など/市町村所管工事の週休2日
2025-03-13付 DOTSU-NET NEWS
建設現場における月単位の週休2日の取組は、市町村所管工事でも着実に拡大している。将来の担い手確保や働きやすい職場環境づくりを一層推進する観点から、本紙調査では、新たに釧路市、根室市、千歳市、石狩市などが導入を決定。導入に向けた検討を進めて...大型発注単位の整備盛る/ECI方式による発注も/道防衛局が基地最適化等説明会
2025-03-13付 DOTSU-NET NEWS
道防衛局は12日、第3合同庁舎で事業説明会を開いた。基地や駐屯地の最適化事業や、同事業に係る入札方式について説明。最適化事業では大型発注単位での整備やECI方式による発注を行う見込み。 自衛隊施設の最適化は、全国の各基地・駐屯地におけ...建設部長 関氏、農政部長 鈴木氏か/振興局長 発注3部各2ポスト/道の4月1日付幹部人事予想
2025-03-12付 DOTSU-NET NEWS
道は、4月1日付の人事異動に向けて検討を進めている。発注3部関係の幹部人事をみると、本庁部長級ポストでは、建設部長と農政部長が交代するもようで、後任には関俊一胆振総合振興局長、鈴木賢一空知総合振興局長の名前が挙がっている。総合振興局長およ...道議会予算特別委(11日)
2025-03-12付 DOTSU-NET NEWS
上下水道行政の担当部局 白石俊哉建設部長は、11日の第1回定例道議会予算特別委員会で、道における上下水道行政の担当部局に関し、一本化した場合の効果や課題を検討していく方針を示した。安住太伸委員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。 ...道路2事業 新規事業化「妥当」/別保尾幌道路、白老西拡幅/社整審道路分科会道地方小委 - 開発局
2025-03-11付 DOTSU-NET NEWS
開発局は10日、札幌第1合同庁舎で社会資本整備審議会道路分科会第38回北海道地方小委員会(委員長・岸邦宏北大大学院教授)を開き、2025年度予算に向けた道横断道別保尾幌道路、36号白老西拡幅の新規事業採択時評価を実施した。全体事業費は別保...一般競争3~5億 1070点に引下げ/特定JV3社目は920点/道建設部 一般競争客観点要件
2025-03-11付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2025年度から適用する一般競争入札参加資格に必要な客観点要素の評定数値を決定した。一般土木をみると、予定価格3億円以上5億円未満の制限付一般競争入札において、単体と特定JVの代表者を含む2社の構成員の評定数値を20点引き下げ...一般土木A1 1330点以上/全ての工種で下降/道の25・26年度格付基準点
2025-03-10付 DOTSU-NET NEWS
道発注3部は、2025・26年度競争入札参加資格審査を終え、各工種の格付基準点を決定した。前回の定期格付から、全ての工種で格付基準点が下降。一般土木はA1等級が10点下降し1330点以上、A2が25点下降し1170点以上となった。農業土木...