道内Ａ等級 ６開建で減少／室蘭４社減 札幌２社減など／開発局２５・２６年度一般土木有資格者

　開発局の２０２５・２６年度競争入札参加資格に基づく一般土木の地域別・等級別有資格者数が本紙集計でまとまった。格付特例適用前の２３・２４年度当初との比較でＡ等級は札幌、小樽、旭川、室蘭、釧路、稚内の６開建管内で減少。一方、Ｂ等級は小樽、室蘭、釧路の３開建管内で増加した。

　本店所在地を開建管内および道外に整理した。
　道内のＡ等級業者は１２社減。内訳は札幌で２社減、小樽で２社減、旭川で１社減、室蘭で４社減、釧路で２社減、稚内で１社減となっている。
　Ｂ等級業者は、変動なしで２８９社。小樽、室蘭、釧路で各２社増となった一方、札幌、函館で各１社減、旭川、網走で各２社減となった。
　開発局は７日から２５・２６年度競争入札参加資格審査に基づく格付特例の受付を開始。対象となる業者には通知を行っており、１回目の受付期限はあす１８日。２７日に資格決定する。最終となる２回目は、１９日から３１日まで受付を行い、４月１１日に資格決定する。
　格付特例は直近過去２回の資格決定で、特例を除き今回決定された等級よりも下位の等級に位置付けられた実績があれば、直近下位の等級に降格できる制度。申請期限を過ぎると、格付特例の適用は不可能になることから、留意が必要だ。