トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

前年度当初と同程度か/全国枠は若干上回る見通し/25年度建管別・事業別配分額 - 道建設部

2025/04/09付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、2025年度当初予算に基づく建管別・事業別配分額の公表に向けた準備を進めている。週明けにも公表する見通しで、補助金と交付金を合わせた公共予算には、前年度当初の972億6200万円と同程度を積み上げるもよう。社会資本整備総合交付金のうち、道開発事業費の枠外に措置する全国枠の規模は、前年度当初の151億7000万円を若干上回る公算が大きい。

 道建設部は例年、4月中旬に規模が判明する全国枠分を合算して当初予算に基づく建管別・事業別配分額を公表。本年度も公表に向けた準備が大詰めを迎えており、週明けにもまとまるものとみられる。
 前年度当初をみると、10建管を合わせた公共予算の総額は事業費ベースで972億6200万円。建管別では、札幌に最も多い180億6000万円を積み上げ、以下、函館に127億5600万円、帯広に99億8600万円、旭川に98億9200万円、釧路に94億2900万円などを計上した。
 建管ごとの配分額に関しては調整中だが、本紙調査によると、10建管の総額は前年度当初と同程度の仕上がりとなるもよう。関係者が注目する全国枠の規模は、前年度当初の151億7000万円を若干上回る見通しだ。
 建管別・事業別配分額の決定を受けて、各建管は、本年度第4回工事等情報を発表する。
 全国枠分を含んだ確定版で、例年どおりであれば、通期の発注案件を盛り込んだ第3回工事等情報に、道路や街路などの案件を追加して編成するものとみられる。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

経験企業35社増256社/実施件数は42件減223件に/24年度BIM/CIM業務・工事 - 開発局

2025-04-08付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、BIM/CIM業務・工事の2024年度実施状況をまとめた。実施件数は223件で、23年度実績と比較して42件減。内訳は、工事が150件、設計が71件、測量が2件となっている。経験企業数は35社増加し、累計256社に。取組が着実に...

工事が150件、230億円/委託は23件、1.6億円/道農政部 ゼロ国・翌債発注実績

2025-04-08付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、道営農業農村整備事業に係る2025年3月発注実績をまとめた。翌債・ゼロ国債案件を対象に消費税込みの当初契約ベースで集計。工事は150件、230億4400万円で、前年同月の件数を25件、金額を19億2700万円下回った。委託業務...

適用に向け検討着手/本年度下期の可能性も/完全週休2日(土日)の取得 - 道建設部

2025-04-07付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、建設現場における完全週休2日(土日)の取得に関し、適用に向けた検討に着手した。国土交通省が1日以降の入札公告案件から適用していることを踏まえたもので、現在は他機関からの情報収集を進めている。2024年度は、国の動きを追って下半...

仕様書等一覧で整理/担当技術者への認識共有も/工事書類簡素化のポイント改訂 - 開発局

2025-04-07付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、受発注者間における作成書類の明確化を図り、工事の円滑な施工、働き方改革の推進を目的とした「工事書類簡素化のポイント」を改訂した。昨秋に実施したアンケート調査で寄せられた意見を踏まえ、使用するタイミングごとの仕様書や主なマニュアル...

対象は4.9億円以上/透明性確保へ25年度から試行/契約変更手続きの適正性チェック - 開発局

2025-04-04付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、2025年度から所管発注工事において、契約変更前に必要に応じて第三者による適正性チェックを実施する試行工事に取り組む。契約変更手続きの透明性確保を目的としたもので、対象は当初の予定価格が4億9000万円以上の工事。意見聴取の対象...

試行件数増加へ検討/受渡ルールは特記に反映/3次元土工データの効果的活用 - 開発局

2025-04-04付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、3次元土工データの効果的な活用に取り組んでいる。設計から施工段階への効率的な利用を目指すもので、2024年度は3次元データの引き渡し条件を整理し、河川・道路部門における3件の工事で試行。今後、受け渡しルールを特記仕様書に反映させ...

14社追加し累計48社/建設業の健全な発展後押し/ICT等アドバイザー制度 - 開発局

2025-04-03付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、ICT・BIM/CIMアドバイザーとして14社を追加で決定した。1月21日から2月21日にかけて募集していたもので、建設会社が4社、測量・建設コンサルタントが7社、建機販売・リース、ソフト、その他が3社。登録済みを含めた累計は4...

工事成績加点廃止 26年度以降完了分から/活用困難は実施項目変更/ICT土工等の原則化で開発局

2025-04-03付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、2025年度からICT活用工事の発注に際し、土工および河川浚渫工を発注者指定型としたが、工事成績の加点評価廃止に関しては26年度以降に完了する工事から適用する。施工現場の環境条件等により、ICT活用技術の活用が困難な場合は、受発...