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道内は豊平川など/法的枠組み活用し流域治水推進/特定都市河川等の指定検討個所 - 国交省

2025/04/09付 DOTSU-NET NEWS
 国土交通省における特定都市河川等の指定検討個所がまとまった。ことし3月末時点で整理したもので、開発局所管の1級河川では、石狩川水系の豊平川など約30河川で指定に向けた検討に着手。指定予定時期は検討中としているが、指定後は速やかに流域水害対策計画を策定し、法的枠組みを活用した流域治水を推進していくこととなる。
 国交省では、2021年11月に全面施行された流域治水関連法の中核をなす特定都市河川浸水被害対策法に基づき、特定都市河川の指定を全国の河川に順次拡大。法的枠組みや新たな予算制度・税制を最大限活用した流域治水の取組を全国に展開するとしている。
 ことし3月末時点の取組状況をみると、全国で32水系397河川が指定済み。流域水害対策計画に関しては、17ヵ所の特定都市河川で策定されている。
 道内では、石狩川水系千歳川等の計35河川および流域が、23年8月31日に初となる特定都市河川の指定を受けたところ。指定を踏まえた流域水害対策計画は昨年7月26日に策定され、堤防整備や河道掘削等の河川整備の加速化に加え、流域一体となって計画的に浸水被害を解消・軽減するための取組等を進めるとしている。
 今後は、石狩川水系の豊平川など約30河川で指定に向けた検討を推進する。流動的な要素を残すが、27年度までには指定する方向で各種調整を進める見通しだ。

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2025-04-07付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-07付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-04付 DOTSU-NET NEWS

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