各機関発注見通し更新／開建、建管の工事も多数／北海道ブロック発注者協議会

　北海道ブロック発注者協議会は１１日、北海道地方における各発注機関の発注見通しを更新した。各発注機関が公表していた工事の発注見通しに関し、エクセルデータによる統合様式で整理。追加・修正した項目は赤字で明記しており、開建や建管の所管工事も多数盛り込まれている。
　各機関の発注見通しの統合は、東日本大震災による復旧・復興工事の進捗を円滑に進めることを目的に東北地方整備局で開始したもの。
　本道においても、品確法の運用指針や、各機関の発注予定の総括的な情報を効率的に把握できるようにするため、２０１７年から国や道、市町村等で構成する北海道ブロック発注者協議会の取組として発注見通しの統合を開始している。
　現在、開発局など国の機関、道、札幌市をはじめ、多くの道内市町村が参画している。情報は、基本的に偶数月の初日に更新。独自様式での公表機関を含め、開発局ホームページから確認が可能となっている。
　工事概要については、公表時点の概算の見込み数量で、公表後に変更することがあるとしている。