２００地区、２０４２億円／道営 空知５５１億、十勝３８８億／道農政部 農山漁村整備計画 － ２５～２９年度

　道農政部は、農山漁村地域整備計画を変更した。２０２５年度から２９年度までの５年間における道営および団体営（公社営）の事業計画をまとめたもの。対象事業のうち、農地海岸を除いた全道の地区数は２００地区で、期間内における総事業費として２０４２億１２００万円を見込む。このうち道営は１９５地区、２０３６億２５００万円に上り、振興局別では空知が４６地区で５５０億９０００万円、十勝が２７地区で３８８億５１００万円などとなっている。

　計画は、農山漁村地域整備交付金実施要綱に基づき策定。優良農地の確保や農業用施設の保全・更新の徹底を図り、生産性の高い持続的な農業生産に資する基盤づくりを目指す上で、農地集積率や安定用水の確保率といった定量的指標の達成に必要な整備対象事業を記載している。
　農地海岸を除いた全道の地区数は、道営が１９５地区、団体営が５地区の計２００地区。計画期間内の総事業費は、道営で２０３６億２５００万円、団体営で５億８７００万円の２０４２億１２００万円を見込んでいる。
　道営の事業別では、農地整備が１３０地区で１２１４億９４００万円と地区数・金額とも最多。次いで、水利施設整備が６３地区で７８６億８７００万円、農村整備が２地区で３４億４４００万円と続く。
　主な振興局をみると、空知や十勝のほか、上川が３１地区で３１４億４６００万円、オホーツクが４１地区で２８６億７７００万円など。
　農地海岸を含む道営の地区数は２０４地区、総事業費は２０７３億６９００万円に上っている。