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工事費 3.4%減1618億円/台ノ下山TN、新穴澗TN等/開発局の25年度当初事業費内訳

2025/04/24付 DOTSU-NET NEWS
 開発局の2025年度当初予算に基づく事業費内訳が、本紙集計でまとまった。維持を除く工事費には前年度当初比3.4%減の1618億3700万円、測量設計費には1.2%減の413億3300万円を計上した。主な大型事業をみると、452号五稜道路の台ノ下山トンネル、229号島牧防災の新穴澗トンネル工着手、39号比布大橋架け替えの上部工着手などを盛り込んだ。
 23日付で各地方公共団体等に提示した25年度当初予算に基づく事業計画をもとに集計。直轄事業の実施に当たって、地方公共団体等が費用負担するものを対象としており、維持は除く。
 工事費を事業別にみると、河川では、北村遊水地に71億3250万円、流域治水整備事業の石狩川下流に30億8900万円、十勝川に21億920万円などを配分。石狩川幾春別川総合開発は42億2473万円、石狩川雨竜川ダム再生は18億860万円となっている。
 道路のうち改築は、5号倶知安余市道路共和~余市間に100億9506万円、道縦貫道七飯~大沼間に73億300万円、40号音威子府バイパスに51億2043万円を計上。幹線道路ネットワーク整備の残事業費は約7150億円で、うち235号厚賀静内道路は約100億円となっている。
 防災対策等では、44号雪裡橋架け替えの下部工着手、229号冷水橋架け替えの下部工着手などを提示。236号野塚防災は、測量設計に加え、広尾地区改良工に着手する。
 港湾は、釧路港に25億2200万円、苫小牧港に24億8143万円、石狩湾新港に16億7844万円などを配分。空港は、新千歳が19億5020万円となった。
 農業農村整備は、かん排芽室川西地区が32億3500万円、明渠排水新川二期地区が28億円、緊急農地再編の岩見沢北村地区が24億2000万円、愛別地区が22億2000万円など。水産基盤整備は、厚岸地区に8億9146万円、追直地区に7億1665万円などとなった。

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2025-04-22付 DOTSU-NET NEWS

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2025-04-21付 DOTSU-NET NEWS

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