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3次元モデルでロードマップ案/委員会組織に港湾分野追加/国交省 BIM/CIM推進委
2025/06/18付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は17日、東京都内で第14回BIM/CIM推進委員会を開催した。本年度から委員会組織に港湾分野を追加したことを承認したほか、3次元モデルを工事契約図書として活用するまでのロードマップ案を確認。2027年度を目標とする2D―3D連動確認モデルの本格導入に向けて、本年度から試行していくことを申し合わせた。3Dモデルシステムによる設計照査に関しては、原則化を目指し26年度から試行を拡大していくこととした。本年度から委員会組織に港湾分野を追加することを承認したあと、事務局がBIM/CIMを原則として適用した23年度以降の主な取組内容を説明。当面の進め方として、地質調査、測量、設計、積算、監督・検査を含む施工、維持管理の情報を一元化していくことをあらためて確認した。
新たに作成した3次元モデルの工事契約図書化に関するロードマップ案では①3Dモデルを工事契約図書として活用②2Dの効率化③2D―3Dの連動④3Dモデルの妥当性検証―の四つを柱にそれぞれのスケジュールを明示。
①は27年度に予定している2D―3D連動確認モデルの本格導入に向けて、本年度から試行していく計画を示した。
②では、本年度から3D活用の検討・試行を進めるほか、CAD製図基準を緩和することを明記。③においては、本年度に2D―3D照査ルールを作成し、26年度の原則化を目指すこととした。
④では、本年度に3Dモデルシステム照査の要求仕様を作成。26年度から鋼橋での試行を進めて原則化を目指すとともに、対象工種を拡大していく案を提示した。
積算における属性情報の活用については、本年度から試行工種の拡大を図っていくことを確認。ソフトウエア検定項目に積算用体系コードを埋め込むための要件を追加することとした。
建築BIM推進会議の取組内容に関しては、26年春のBIM図書審査開始に向け、本年度にBIM図書審査ガイドライン・申請審査マニュアルなどを公開。建築物LCAの実施によるLCCO2削減の推進(GX)と、建築BIMの普及拡大による生産性向上の推進(DX)総合的に支援し、取組を加速化させることを目的として「建築GX・DX推進事業」を創設する方針を固めた。
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優先順位の具体化課題に/簡易構造の現場での導入も/国交省 次期無電柱化推進計画
2025-06-17付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、2026年度を始期とした次期無電柱化推進計画の策定に向けた議論を開始した。これまでの無電柱化の取組状況を確認した上で、次期計画に関する主な課題(たたき台)、今後の進め方・検討体制を提示。課題では、道路啓開の観点からの無電柱化...さらなる発展意識高揚/推進協が記念フォーラム開催/シーニックバイウェイ20周年
2025-06-17付 DOTSU-NET NEWS
シーニックバイウェイ北海道推進協議会(岩田圭剛会長)は16日、札幌市内の生活支援型文化施設コンカリーニョでシーニックバイウェイ北海道20周年記念フォーラムを開催した。約260人が参加。これまでの活動の成果を振り返るとともに、シーニックバイ...業界とのタイアップ盛る/建設産業の魅力発信も/仮称・NN業務推進プログラム - 道農政部
2025-06-16付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、仮称・農業農村整備業務推進プログラムの策定に向けた検討を進めている。計画的かつ着実な事業執行のため、「一層の効率化・平準化」「担い手の確保・育成」「農業農村整備関係者への理解促進」の3本柱に沿って、地域・道・建設業界の各者が取...一連のスキームを作成/成果品の検索なども可能に/工事・委託業務オンライン納品 - 道建設部
2025-06-16付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、工事・委託業務における成果品のオンライン納品に関し、詳細を固めた。北海道建設技術センター(HOCTEC)が保有する電子成果品保管管理システムを活用し、成果品登録、成果品確認、保管登録の順に一連のスキームを作成。発注者が受注者の...平均点 工事77.9点/工事最高は80点、丸彦渡辺等/道防衛局 24年度施行成績
2025-06-13付 DOTSU-NET NEWS
道防衛局の2024年度の施行成績評定結果がまとまった。工事の対象は38件で、平均点は23年度末比0.4点下降の77.9点。最高点は80点で、丸彦渡辺建設(株)(札幌)が施工した「東千歳外(4)保管庫新設等建築その他工事」や(株)森川組(函...82地区、1487億円/本年度開始は53地区に/道農政部 道営農業調査計画地区
2025-06-13付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、道営農業農村整備事業の2025年度調査計画地区概要をまとめた。全道82地区で、総事業費の合計は1487億4500万円。前年度と比べ地区数で5地区の増、金額で249億8500万円の減となった。本年度に調査を開始する地区は53地区...首位は宮坂建設 112億円/設計変更含む 受注増332社/開発局24年度工事受注実績 本紙集計
2025-06-12付 DOTSU-NET NEWS
全道10開建の設計変更を含む2024年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の6開建から計27件、112億3124万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。2位以下は、17件、80億496...計52地区、1092億円/空知9地区324億、オホ7地区311億/道農政部 道営農業新規地区
2025-06-12付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、道営農業農村整備事業における2025年度新規地区の概要をまとめた。地区数は52地区で、総事業費の合計は1091億5500万円。前年度から13地区減少した一方、事業費は257億6400万円と大幅な増となった。振興局別では、空知が...