設計、施工管理など上昇／設計は１０項目で前年度上回る／建管発注２４年度業務成績平均点

　道建設部は、建管発注委託業務における２０２４年度施行成績評定結果をまとめた。業種区分別の平均点は、設計が前年度より０.２点上昇し９４.１点、単純調査・地質調査・測量が０.１点上昇し９３.４点、調査・計画が横ばいの９３.７点、用地測量・用地調査が０.３点上昇し８９.９点、施工管理が０.７点上昇し９４.６点。評価項目別にみると、設計は１０項目、単純調査・地質調査・測量は５項目、調査・計画は７項目、用地測量・用地調査は７項目、施工管理は３項目で前年度を上回っている。

　評定対象は、２４年４月１日から２５年３月３１日までに完成した委託業務。緊急契約を除く２５０万円以上の案件を対象に、施行成績評定結果を建管別に整理した。
　評定対象件数は、設計が前年度から４２件増の９９６件、単純調査・地質調査・測量が５４件増の１７３９件、調査・計画が１６増減の５９９件、用地測量・用地調査が１０件増の２４８件、施工管理が５件減の１１４件。
　業種区分別の平均点は、設計が０.２点上昇し９４.１点、単純調査・地質調査・測量が０.１点上昇し９３.４点、調査・計画が横ばいの９３.７点、用地測量・用地調査が０.３点上昇し８９.９点、施工管理が０.７点上昇し９４.６点だった。
　建管別の平均点をみると、設計は７建管が前年度より上昇。上昇幅が大きい順に、旭川が１点、函館が０.９点、室蘭が０.５点、稚内と網走がそれぞれ０.４点、釧路が０.３点、帯広が０.２点伸ばした。単純調査・地質調査・測量は４建管、調査・計画は５建管、用地測量・用地調査は６建管、施工管理は５建管で上昇している。
　評価項目別の平均点については、設計が「提案力、改善力」「業務執行技術力」など１０項目、単純調査・地質調査・測量が「工程管理能力」「品質管理能力」など５項目、調査・計画が「説明力、プレゼンテーション力、協調性」「責任感、積極性、倫理観」など７項目、用地測量・用地調査が「提案力、改善力」「成果品の品質」など７項目、施工管理が「的確な履行」「指揮系統の迅速性、確実性」など３項目で前年度を上回った。