トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
今夏から調査・検討/協議会設立、PI採用も/丘珠空港滑走路延伸事業化へ - 国交省
2025/06/23付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、今夏から札幌飛行場(通称・丘珠空港)の滑走路延伸の事業化に向けた調査・検討に乗り出す。本年度は開発局と東京航空局が関連業務を実施する方針。調査検討に際しては、パブリック・インボルブメント(PI)の手法を取り入れる見通しで、今後、国主導による関係地方公共団体等を含めた協議会の立ち上げなども予想される。PIと並行して環境アセスメントの手続きなども進められるが、本道全体の発展のためにも機能強化が必要であることは言うまでもなく、早期の事業化に期待が寄せられている。丘珠空港は、札幌市中心部から北東に直線距離で約6キロメートルと近距離に位置。1961年に公共用飛行場の指定を受けて民間航空の利用が開始され、現在は道内各地のビジネス・防災・医療を支える航空ネットワークの拠点として重要な役割を担っている。
こうした中、札幌市では、航空機の技術革新による離着陸滑走路長の短縮化、道内7空港の運営の一括民間委託による道内航空の新規需要創出など、空港を取り巻く状況が大きく変化しているものと認識。空港の利活用の促進に取り組むことが必要とした上で「丘珠空港の将来像」をまとめ、滑走路延伸の実現などを国に強く要望してきた。
国交省は、滑走路延伸の事業化を視野に入れ、今夏から調査・検討に着手する意向。本年度は調査費として約2億6000万円を計上しており、関連業務は開発局と東京航空局が発注する。
調査検討に際しては、PIの手法を取り入れる見込み。全国では、北九州空港などで実施事例があるが、道内の滑走路延伸計画においては初の試みとみられる。
札幌市は、将来像において、現在の1500メートルから300メートルの延伸を要望。駐機場増設、用地費等も含めた概算事業費として150~200億円を試算している。
国による調査では、これらの妥当性なども検証していく見通し。調査を通じて事業が必要と判断した場合、新規事業採択時評価に諮り、事業化を目指すこととなる。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
設計、施工管理など上昇/設計は10項目で前年度上回る/建管発注24年度業務成績平均点
2025-06-20付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注委託業務における2024年度施行成績評定結果をまとめた。業種区分別の平均点は、設計が前年度より0.2点上昇し94.1点、単純調査・地質調査・測量が0.1点上昇し93.4点、調査・計画が横ばいの93.7点、用地測量・用地...5月末で活動実績37件/土木施工管理講習など実施/ICT・BIM/CIMアドバイザー - 開発局
2025-06-20付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、ICT・BIM/CIMアドバイザー制度の5月末活用状況をまとめた。民間企業や発注者からの依頼に基づくアドバイザーの活動実績は37件に。代表的な活動内容をみると、土木施工管理講習、工事現場事務所勉強会、現地見学会などを実施している...全道平均 93.6点、0.3点下降/建管別 最高は帯広94.4点/建管発注24年度工事成績評定
2025-06-19付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注工事の2024年度施行成績評定結果をまとめた。全道の平均点は前年度から0.3点下降して93.6点。建管別の平均点をみると、帯広が最高の94.4点で、小樽が94.1点、函館と室蘭が94点などと続いた。最高点は100点で、...履行期限平準化など設定/各種国債導入を積極的に検討/開発局 業務成果品質向上PJ
2025-06-19付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2025年度の「業務成果」品質向上プロジェクトをまとめた。重点取組項目は、履行期限の平準化と適切な工期設定、条件明示の徹底など4項目を設定。履行期限平準化の目標値は、前年度と同じく第1・四半期が15%以上、第2~3・四半期が25...3次元モデルでロードマップ案/委員会組織に港湾分野追加/国交省 BIM/CIM推進委
2025-06-18付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は17日、東京都内で第14回BIM/CIM推進委員会を開催した。本年度から委員会組織に港湾分野を追加したことを承認したほか、3次元モデルを工事契約図書として活用するまでのロードマップ案を確認。2027年度を目標とする2D―3D連...平均点 工事は78.99点/土木関係コンサル78.78点/開発局の23・24年度工事・業務成績 - 本紙集計
2025-06-18付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2023・24年度工事・業務成績平均点分布が、本紙集計でまとまった。ホームページ等で公表しているデータに基づき、2ヵ年の平均点を算出。工事の評定対象業者656社の平均点は78.99点で、22・23年度と比較して0.04点上昇した。...優先順位の具体化課題に/簡易構造の現場での導入も/国交省 次期無電柱化推進計画
2025-06-17付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、2026年度を始期とした次期無電柱化推進計画の策定に向けた議論を開始した。これまでの無電柱化の取組状況を確認した上で、次期計画に関する主な課題(たたき台)、今後の進め方・検討体制を提示。課題では、道路啓開の観点からの無電柱化...さらなる発展意識高揚/推進協が記念フォーラム開催/シーニックバイウェイ20周年
2025-06-17付 DOTSU-NET NEWS
シーニックバイウェイ北海道推進協議会(岩田圭剛会長)は16日、札幌市内の生活支援型文化施設コンカリーニョでシーニックバイウェイ北海道20周年記念フォーラムを開催した。約260人が参加。これまでの活動の成果を振り返るとともに、シーニックバイ...