総額 ４.６％増、４４４億円／小樽など５建管 前年度上回る／道建設部 ２４年度委託発注実績

　道建設部は、２０２４年度委託業務発注実績をまとめた。全道１０建管の発注総額は、前年度比４.６％増の４４３億９８５９万円。建管別にみると、札幌が６５億２５１９万円と最も多く、以下、旭川が６３億３６９７万円、函館が５３億９１９１万円などと続いた。前年度を上回ったのは、小樽など５建管。業種別では、土木設計が２０４億７５４７万円と最も多かった。

　設計変更後の最終契約額で集計した。単価契約を除く道路清掃・維持業務および保守点検なども含んでいる。
　建管別の発注実績を追うと、札幌、旭川、函館のほか、室蘭が４７億７３７５万円、網走が４５億１９８３万円など。小樽、函館、室蘭、旭川、釧路の５建管で前年度を上回った。
　業種別では、土木設計が最多の２０４億７５４７万円。全体発注額に占める割合は４６.１％で、前年度よりも０.３ポイント拡大した。土木設計の建管別発注額は、旭川が３１億９６７６万円と最多。函館、室蘭、網走、帯広を加えた５建管が２０億円以上を発注した。
　他の主な業務区分の発注額をみると、技術資料作成が１４９億７０７５万円、測量が３５億２６７万円、地質調査が３２億６５万円。全体発注額に占める割合は、技術資料作成が３３.７％、測量が７.９％、地質調査が７.２％だった。