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阿寒川などが候補に/道建設部 降雨量増大受け/2ヵ所目の河川整備基本方針 - 本紙調査
2025/10/21付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は道内2級河川における新たな河川整備基本方針の策定に関し、年度内にも2ヵ所目の選定に乗り出す方針だ。北海道河川審議会の開催時期などによって流動的だが、気候変動に伴い降雨量が増大している状況を踏まえ、対策を急ぐものとみられる。本紙調査によると、釧路建管が所管する阿寒川(釧路市)などが候補として挙がっているもようだ。河川整備基本方針は、河川管理者が全国的なバランスを確保しつつ、水系全体を見渡して基本高水や計画高水流量配分などを定めるもの。道内2級河川に関しては、道河川審議会の意見を反映しながら道が策定している。
治水対策に万全を期す一方、近年では気候変動に起因する豪雨災害が断続的に発生しており、防災・減災の観点から対策が急務な状況に。こうした状況を踏まえ、開発局と道は気候変動に関する検討会を共同で設置。学識経験者らの参画のもと、先進的な科学技術の展開を図りながら、今後の水防災対策の在り方や技術的な知見の蓄積を進めている。
道管理河川の河川整備基本方針は今後、2021年4月に改訂した「気候変動を踏まえた治水計画のあり方」提言に基づき、気候変動を考慮して策定。過日開催した道河川審議会では、有識者の意見を聞き、気候変動を踏まえた治水計画の考え方をまとめた。
本年度は初弾として網走建管が所管する止別川(小清水町)を選定し、年度内の基本方針策定を目指している。
道の管理河川は230水系に上るため、全てが完了するまでには長い年月がかかるが、すでに2ヵ所目の選定作業に着手。継続的な事業実施に当たり、新たに基本方針の策定を要する釧路建管所管の阿寒川が2例目の候補として考えられる。
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