首位 日本高圧１８億円／本紙集計 伊藤組、中山組が続く／建管発注工事９月末業者別実績

　全道１０建管の２０２５年度９月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は札幌、函館、帯広の３建管から５件、１８億３５６２万円を受注した日本高圧コンクリート（株）（札幌）。２位以下は、５件、１３億９５６０万円を受注した伊藤組土建（株）（札幌）、６件、１０億１８９５万円を受注した（株）中山組（札幌）などと続く。受注総額は、前年度同期と比較して１.８％増の１０２０億１１２７万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２４年度のゼロ国債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、翌債、災害復旧Bは全額、長期国債は２５年度支払い分を計上した。JVの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者は５社増の７８１社。受注総額は１.８％増の１０２０億１１２７万円だった。うち道内業者の受注総額は１０００億３９００万円。全体に占める割合は９８.１％で、０.６ポイント拡大している。
　前年度同期に上位３０位圏外だった（株）丸田組（網走）は１２位、岩倉建設（株）（札幌）は１８位、（株）堀口組（留萌）は２０位、（株）松本組（函館）は２１位、（株）北英建設（札幌）は２３位、植村土建（株）（新得）は２６位、西江建設（株）（帯広）は２７位、ドーピー建設工業（株）（札幌）は２８位、（株）渡辺組（遠軽）は２９位、（株）菅原組（函館）は３０位と順位を上げた。
　受注額が増加したのは、皆増を含め４７４社、２倍以上増加したのは８３社。１０億円以上受注した業者は前年度同期と同数の４社、５億円以上は１社増の３６社、３億円以上は同数の９５社だった。