開発局一般土木 ２.６％減１６５５億／Ａ７４４億円、Ｂ８９１億円／２４年度直轄工事等契約資料 - 国交省

　国土交通省は、２０２４年度直轄工事等契約関係資料を公表した。開発局発注分をみると、一般土木の契約額は、前年度と比較して２.６％減の１６５５億２２００万円。このうち、Ａ等級業者の契約額は３.４％増の７４３億９２００万円、Ｂ等級業者は７.１％減の８９０億８５００万円だった。
　当初契約ベースで集計したもの。工事等級に基づく金額ベースのシェアをみると、Ａ等級が５９.３％で最大に。前年度との比較では０.７ポイント拡大した。Ｂ等級は３８.２％で１.３ポイント縮小、Ｃ等級は２.２％で０.６ポイント拡大した。
　工事等級別の発注額をみると、Ａ等級は１.４％減の９８２億３６００万円、Ｂ等級は５.９％減の６３１億７０００万円、Ｃ等級は３２.５％増の３６億９１００万円、Ｄ等級は４.４％増の４億２３００万円だった。
　Ａ等級工事における業者等級別契約額のシェアをみると、Ａ等級業者は７３.５％で、３.５ポイント拡大。Ｂ等級業者は２６.５％で３.５ポイント縮小した。
　Ｂ等級工事をみると、Ａ等級業者は３.５％で、０.３ポイント拡大。Ｂ等級業者は９５.５％で、０.３ポイント縮小した。
　一般土木工事全体をみると、Ａ等級業者の受注シェアは４４.９％で、２.６ポイント拡大。Ｂ等級業者は５３.８％で２.６ポイント縮小した。契約額をみると、Ａ等級業者、Ｂ等級業者のほか、Ｃ等級業者は１.８％減の１９億４８００万円、Ｄ等級業者は２６.４％減の９５００万円だった。
　業務の契約額をみると、全体では２.７％減の６９３億５１００万円。業種別にみると、土木関係コンサルは４.８％減の５７８億８３００万円、測量は１３.８％増の７０億２６００万円、地質調査は８.３％増の２７億６３００万円などとなっている。