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国営道営 85地区、1981ha/仕上がり良く農家から高評価/農地の夏期施工25年度実績 - 道農政部

2025/12/26付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、通年施行制度による農地の夏期施工の2025年度実績をまとめた。国営分を含む集計で、85地区、1981ヘクタールを実施。振興局別では、空知が38地区767ヘクタールで地区・面積共に最多となった。担当者は「施工条件の良い夏場の工事が可能になり、仕上がりが良く地元農家からの評価が高い」とし、引き続き、農家の理解を得ながら取組を進めていく。
 通年施行制度では、担い手への農地集積率に応じて交付される促進費を夏期施工の調整経費として活用。施工条件の良い夏場の工事が可能になるため仕上がりが良く、労働力や機械など効率的な施工の観点からも高い評価が寄せられている。
 近年の実施状況を追うと、21年度には過去最大の3083ヘクタールを記録。以降、23年度は2705ヘクタール、24年度は2031ヘクタールと資材・原材料価格の高騰に伴う施工面積自体の減少なども影響し縮小傾向にある。
 25年度の実績は、85地区で1981ヘクタール。前年度から2地区増加したものの、50ヘクタール下回った。
 道営としては72地区、939ヘクタールを施工しており、内訳は経営体が66地区で870ヘクタール、畑地帯総合整備が6地区で69ヘクタール。国営は13地区、1043ヘクタールで、全て農地再編だった。
 振興局管内別では、空知が38地区、767ヘクタールで全体の約4割に。このほか上川が20地区で598ヘクタール、釧路が1地区で149ヘクタール、檜山が3地区で125ヘクタール、後志が9地区で121ヘクタールなどとなっている。

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