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長沼南幌道路 事業費174億円増/6事業の継続「妥当」/開発局 第3回事業審議委員会
2025/12/25付 DOTSU-NET NEWS
開発局は24日、札幌第1合同庁舎で2025年度第3回事業審議委員会を開催した。道央圏連絡道路長沼南幌道路など道路6事業に関する再評価原案準備書を審議。事業の必要性・重要性に変化はなく、費用対効果等の投資効果も確認されていることから、いずれも事業継続を「妥当」と結論付けた。うち長沼南幌道路の全体事業費は、軟弱地盤対策の見直しなどにより、174億円増の554億円となった。会合では、帯広広尾道の忠類大樹~豊似間、豊似~広尾間、旭川紋別道遠軽上湧別道路、旭川十勝道路富良野北道路、長沼南幌道路、12号峰延道路の計6事業を審議した。
忠類大樹~豊似間は、新たに判明した事象に基づき設計および施工計画を見直した結果、全体事業費は67億円の267億円に変更。資機材・労務単価の変動に加え、不良土対策の追加やシカのロードキルの急増を踏まえた立ち入り防止柵の変更などが主な要因となっている。
豊似~広尾間は、隣接する一体評価として盛り込んだため、全体計画等の大きな変更はない。
遠軽上湧別道路は、資機材・労務単価の変動などにより、全体事業費が75億円増の375億円に。切土工の見直し、新規流末排水路の追加、遠軽中央橋における詳細設計を踏まえた橋台位置および基礎工の見直しなども増額要因となっている。
富良野北道路は、土工や舗装工、地盤改良工の見直しなどで、全体事業費を35億円増の286億円に改める。うち土工については、転石が確認されたことから、転石破砕を追加している。
長沼南幌道路は、全体事業費が174億円増の554億円に。土工計画や軟弱地盤対策、構造物基礎工、橋梁基礎工の見直しなどを要因としている。
軟弱地盤対策は、バーチカルドレーン工法の追加が49億2000万円、遮断壁が47億2000万円の計96億4000万円と試算している。
峰延道路の全体事業費は、62億円増の226億円に変更。構造物基礎工、補償費、場所打ち杭工の見直し、橋梁における施工条件の一部変更などを示した。
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