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市民生活 早期回復後押し/札幌、石狩の道路除排雪に汗/道建設部 記録的大雪で広域連携
2026/03/05付 DOTSU-NET NEWS
ことし1月、記録的な大雪に見舞われた札幌圏。短期間、集中的な降雪によって、札幌市や石狩市など各所で交通渋滞や生活道路の通行困難が生じた。道路除排雪は、救急搬送や物流、公共交通機関の円滑な稼働の実現を支える都市機能の維持に向けて重要な役割を果たすことは言うまでもない。道は、限られた資機材や人員を最大限に活用するべく、広域自治体として調整に奔走した。2月中旬の深夜、札幌市内の幹線道路には「北海道運搬排雪車」の幕を掲げたダンプトラックが列をなす。除雪ロータリー車がごう音とともに道路に堆積した雪をダンプの荷台に勢いよく跳ね飛ばす。雪を満載したダンプがオペレーターの合図に合わせて発進すると、つぎのダンプが間髪入れずにスタンバイ。昼夜を問わず稼働し続ける道路除排雪作業の姿があった。
1月25日から札幌圏を中心に降り続いた大雪は、市民生活に大きな影響を与えた。札幌市では、午前11時からの24時間で54センチの降雪を記録。1月としては2000年以降の統計で最も多い量となった。
その後、1月末や2月上旬にもまとまった降雪を記録。札幌市や石狩市など石狩管内の市町村では、幹線道路を最優先に、夜間から早朝にかけて除雪ロータリー車やダンプトラックがフル稼働。通勤や通学、経済活動の維持など市民生活への影響を最小限にとどめようと、懸命な作業が続いた。
しかし、各自治体では、降雪の短期集中によって対象路線が想定以上に拡大。通常の除雪体制では作業が追いつかない事態に陥った。
道は、度重なる大雪と除雪作業の長期化を受け、開発局と共に札幌市や東日本高速道路(株)、石狩市への広域支援を決定。北海道建設業協会や北海道維持管理業務連絡協議会などと連携し、大型除雪機械や排雪用トラックの確保および派遣に汗を流した。
札幌建管では、土工事を稼働中の10現場から協力を得て、札幌市に対して排雪用ダンプトラックを連日派遣した。滝川出張所管内の中空知環境維持事業協同組合から1日当たり2台のトラックを確保。さらに、胆振中部道路維持協同組合の構成員から(株)草塩建設の協力を仰ぐなど、1日当たり最大20台程度が常時稼働する体制を整えた。
これにより、札幌市内の緊急排雪や、高規格幹線道路の札幌高架区間の路肩排雪、石狩市内の生活道路における排雪などが加速。幹線道路や通学路、バス路線周辺での排雪が進み、交通環境が徐々に改善した。
道内では近年、短期集中的な豪雪に見舞われる頻度が高まり、自治体単独での対応が難しい場面が散見される。
道建設部によると、大雪による市町村への広域支援は、2011年度以降、石狩管内や空知管内をはじめ、留萌管内、宗谷管内などで展開。市町村道の円滑な除排雪に努めている。
国や道が機動的に資機材や車両を調整する広域連携は、道民の安全・安心や日常生活、経済活動を担保する上で欠くことのできない仕組みだ。
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