税抜０.７％増 ２３２６億／開発局 ５開建で前年度上回る／２０年度一般土木最終契約額 － 本紙集計

　開発局の２０２０年度一般土木工事における最終契約額が、本紙集計でまとまった。全体では、前年度と比較して０.７％増の２３２６億４０００万円を発注。小樽、釧路など５開建が前年度を上回った。消費税は除く。
　２０年度に発注した一般土木工事について、設計変更を含む契約額を集計した。
　全体では、前年度と比較して０.７％増の２３２６億４０００万円を発注。開建別にみると、札幌は９.６％減の５８５億９５００万円、室蘭は３.５％減の３９６億１０００万円などとなっている。
　前年度を上回ったのは、小樽、旭川、釧路、網走、留萌の５開建。このうち、留萌、小樽、釧路の３開建は、前年度と比較して２割以上増加している。

　開建別発注額はつぎのとおり（カッコ内％は前年度比）。
▽札幌＝５８５億９５００万円（９０.４％）
▽函館＝１９０億９４００万円（９０.９％）
▽小樽＝１６０億９００万円（１２５.２％）
▽旭川＝２５５億３０００万円（１０８％）
▽室蘭＝３９６億１０００万円（９６.５％）
▽釧路＝２５１億５３００万円（１２１％）
▽帯広＝１６４億２４００万円（９８.３％）
▽網走＝１６５億９０００万円（１０２.８％）
▽留萌＝９３億６１００万円（１２６.３％）
▽稚内＝６２億７０００万円（９３％）