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「良い」3割 効率化に/補正係数改定など対応検討/道建設部 週休2日工事アンケート

 道建設部は、2020年度に実施した週休2日モデル工事のアンケート調査結果をまとめた。モデル工事の取組が「良い」と回答した労働者は約3割。休日やプライベートの時間が増加し、業務の効率化につながっているなどと効果を示す声が聞かれた。一方で、稼働日数が減ることで収入減を懸念する意見も。同部は補正係数の改定などについて、国の動向を踏まえながら対応していく方針だ。
 アンケート調査は、20年度に完成した工事を対象に実施。過年度に発注したゼロ国債・ゼロ道債・補正繰越も含め、201件の工事から回答を得た。
 結果をみると、モデル工事の取組が「良い」と答えた労働者は27%。「収入減等の懸念」は49%、「その他」は24%となった。
 主な意見をみると、「良い」では、「休日が計画的に取得できるため、私的な時間を取れるようになった」「身体的疲れが軽減された」など。「その他」においては「週休2日促進デーを月1で設定してほしい」との声もあった。
 モデル工事を実施して良かった点は、「自分の時間が増えた」が最多の23件。以下、建設業のイメージアップなどの「その他」が12件、「業務の効率化につながった」と「体調面でプラスとなった」が各6件となった。業務の効率化に関しては「休日確保のため、平日作業に明確な目標を定めることができたので、現場内一体となって施工できた」などの意見があった。
 一方、モデル工事を実施して悪かった点は、「天候の影響を受けた」が最多の10件で、「その他」が9件、「下請との調整に苦慮」が6件、「収入減」と「時間外勤務の増」が各4件。その他では「稼働日の減少で、いつも以上に工程管理に苦慮した」との意見が寄せられた。
 モデル工事実施時に工夫したことは、「工程管理に関する工夫」が最多の15件。「生産性向上を意識しロスや遅れのないよう準備を入念に行った」「繁忙期を避けるために早期着工した」などの声があった。
 今回の調査結果を踏まえ、同部は課題解決に向けた取組を検討。現在、当初設計において4週8休として、労務単価、機械経費、諸経費の補正を行っているが、係数の改定などについても、国の動向を踏まえながら検討を進めていく。
(DOTSU-NET NEWS 2021/07/07付)