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優れた成果 広く普及/開発局 38件の取組詳細に掲載/21年度i―Con奨励賞事例集

 開発局は、2021年度i―Con奨励賞を受賞した現場の取組事例集(A4判、117ページ)をまとめた。受賞した工事23件、業務15件の取組を掲載。三次元データや新技術の活用などにより、大幅な生産性向上と広く普及が見込まれる優れた事例を詳細に掲載している。事例集は、同局ホームページで公表している。
 開発局は、20年度からi―Constructionの導入に向けた意欲向上や優れた取組事例を周知することを目的にi―Con奨励賞を創設。インフラDX・i―Construction導入に向け挑戦する地域の建設企業や地方公共団体の参考資料としてもらおうと、i―Con奨励賞の受賞現場における取組事例集も作成している。
 21年度からは、表彰枠を拡大するとともに、総合評価落札方式で加点することなどから、選考基準の客観性を担保するため、取組の評価に関する項目を設定。生産性向上、先進性などに関する評価内容を詳細に示すなどして明確化した。
 21年度の事例集は、評価項目に沿った取組内容を整理。21年度に受賞した工事23件、業務15件の取組を詳細に掲載している。
 (株)中山組(札幌)が施工した「恵庭北島地区西4線排水路外改修工事」(札幌開建発注)では、新技術を活用し、分水工の現場打ちコンクリート2ヵ所でICタグを活用したコンクリートの品質証明を実施。必要な付属情報の入力による各種データの一元管理や品質管理帳票の自動生成により、資料作成の大幅な省力化を図った。コンクリートデータの一元管理等が可能となるため、現場打ちコンクリートの現場では、広く普及が見込まれている。さらに、生産性の向上により、週休2日、4週8休の確保にも貢献した。
 (株)開発工営社(札幌)が履行した「一般国道233号深川市深川電線共同溝詳細設計業務」(札幌開建発注)では、地中レーダー探査により、埋設物状況の位置を図化し、設計時点で支障移設を正確に整理。データを三次元的にビジュアル化することで、設計精度の向上を図った。さらに、レーダー探査と解析結果を設計時点で整理することで、試掘調査を削減する計画を立案。約10日間の工期短縮・試掘調査による修正設計縮減を図った。
(DOTSU-NET NEWS 2021/07/15付)