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橋梁 4割1911橋着手/老朽化対策 トンネルは121本着手/道内道路構造物 判定区分Ⅲ、Ⅳ

2021/09/03付 DOTSU-NET NEWS
 道内の道路構造物における老朽化対策状況がまとまった。2016~20年度に早期措置段階の判定区分Ⅲ、緊急措置段階の判定区分Ⅳと診断された橋梁4680橋のうち、措置に着手したのは、40.8%に相当する1911橋となっている。トンネルは、187本のうち。64.7%に相当する121本、道路付属物は367施設のうち、44.4%に相当する163施設で措置に着手している。

 過日、国土交通省が公表した道路メンテナンス年報のうち、本道分を集計した。
 橋梁をみると、開発局所管分では、措置が必要な橋梁666橋のうち、措置に着手したのは57.4%に相当する382橋、高速道路会社は143橋のうち54.5%に相当する78橋となっている。
 地方公共団体関係をみると、道・札幌市は、該当する橋梁836橋のうち、措置に着手したのは68.5%に相当する573橋にのぼった。一方で、道・札幌市を除く市町村をみると、該当する3035橋のうち、措置に着手したのは28.9%に相当する878橋だった。
 トンネルをみると、開発局所管分では、該当する89本のうち、58.4%に相当する52本で、高速道路会社は33本のうち、54.5%に相当する18本で措置に着手している。
 道・札幌市は、該当する53本のうち、84.9%に相当する45本で、市町村においては12本のうち、50%に相当する6本で措置に着手している。

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