２０年度末 改良率８割超／種別 一般国道８３％、道道８５％／道建設部 都市計画道路整備状況

　道建設部は、本道における都市計画道路の整備状況を取りまとめた。計画延長５１１２キロメートルに対する改良率は、２０２０年度末時点で８０.２％。１１年度以降、順調に整備が進み、８割超に達した。改良済延長は４１０２キロメートルにのぼっている。改良済区間のうち車道部分の本舗装を終えた舗装済は、７８.１％に当たる３９９１キロメートルだった。道路種別ごとの改良状況をみると、一般国道が９５５キロメートルで８３％、主要道道と一般道道を合わせた道道が１０２０キロメートルで８４.８％などとなっている。

　都市計画道路は、都市交通における最も基幹的な施設として、都市計画法に基づき決定された道路。健全な市街地の形成や活力と魅力のある快適な都市形成に寄与し、防災上の役割も果たすなど、多面的な機能を有する。
　計画延長５１１２キロメートルに対する改良率は、２０年度末時点で８０.２％に。過去１０ヵ年の状況をみると、順調に整備が進み、８割超を記録した。改良済延長は４１０２キロメートルで、一般国道が９５５キロメートルで８３％、主要道道が４７２キロメートルで８８.１％。一般道道が５４８キロメートルで８２.１％などとなった。
　改良済区間のうち車道部分の本舗装を終えた舗装済は、７８.１％に当たる３９９１キロメートル。一般国道、主要道道、一般道道の舗装率は８割超となっている。

　２０年度末時点の整備状況はつぎのとおり（①計画延長②改良済延長③舗装済延長。カッコ内は実施率）。
▼合計＝①５１１１.９４キロメートル②４１０１.６３キロメートル（８０.２％）③３９９０.７１キロメートル（７８.１％）
▽一般国道＝①１１５０.４９キロメートル②９５４.５９キロメートル（８３％）③９５２.０６キロメートル（８２.８％）
▽主要道道＝①５３５.５４キロメートル②４７１.９３キロメートル（８８.１％）③４６９.４８キロメートル（８７.７％）
▽一般道道＝①６６７.９７キロメートル②５４８.２６キロメートル（８２.１％）③５３７.３３キロメートル（８０.４％）
▽市町村道＝①２７５７.９４キロメートル②２１２６.８５キロメートル（７７.１％）③２０３１.８４キロメートル（７３.７％）