首位は開調研 ６.４億／発注者支援業務除く／建管発注委託６月末業者別実績

　全道１０建管の２０２１年度６月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は１０建管から６８件、６億３９０７万円を受注した（株）開発調査研究所(札幌)。２位以下は、５４件、５億９１０４万円のパブリックコンサルタント（株）(札幌)、４５件、５億６６０６万円の（株）シー･イー･サービス(札幌)などと続く。受注総額は、前年度同期と比較して５.２%増の１３７億５２００万円にのぼった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２０年度補正予算にかかる案件は全額計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算。２０年度実績も発注者支援業務を集計から除き、同じベースで比較している。
　受注業者数は、前年度同期と比べ４社増の２９５社。受注総額は、５.２％増の１３７億５２００万円にのぼった。１社当たりの平均受注額は３.７％増の４６６２万円。道内業者の受注割合は０.７ポイント拡大し、９７.８％となっている。
　前年度同期に上位３０位圏外だったエイコー技研（株）（札幌）は２１位、平田技術コンサルタント（株）（帯広）は２８位、（株）アサヒ建設コンサルタント（旭川）は２９位、（株）富士建設コンサル（旭川）は３０位に順位を上げている。
　受注額が増加した業者は、皆増を含め１７５社。２倍以上伸ばした業者は２８社だった。５億円以上を受注した業者は３社増の６社、３億円以上は２社増の１５社、１億円以上は２社増の２８社だった。