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恒久対策 整備は順調/室蘭開建 厚真川砂防事業など/胆振東部地震の復旧状況を説明

 【室蘭発】室蘭開建は6日、開建本部庁舎で北海道胆振東部地震に伴う工事現場の復旧状況について、報道機関を対象とした説明会を開催した。現在も復旧工事を進めている厚真川水系直轄砂防事業と直轄災害復旧事業勇払東部地区について、現況や今後のスケジュールを説明。2023年度の供用開始を目指している厚真ダムや恒久的対策を進めている日高幌内川等の復旧工事などは、計画どおり順調に進んでいるとして、今後も鋭意工事を推進していくとした。
 報道機関を対象とした説明会は、これまで現地で開催していたが、ことしは新型コロナウイルス感染症対策のため、庁舎内で動画や写真を用いて行った。
 現在も復旧工事が進めている厚真川水系直轄砂防事業と直轄災害復旧事業勇払東部地区の現状や今後のスケジュールについて説明。
 厚真川水系直轄砂防事業では、20年度から実施している恒久的対策の本年度末までの進捗状況を示した。
 日高幌内川では、恒久対策として計画規模に対応した砂防設備の整備が進み、本年度末までに基幹砂防堰堤が約6割、渓流保全工は約8割まで進捗する見通しで、水路工は概ね完成を見込む。
 チケッペ川など3河川の緊急的対策後における砂防堰堤の嵩上げ状況をみると、チケッペ川は約7割、チカエップ川は約6割、東和川は約7割の進捗を予定。
 直轄災害復旧事業勇払東部地区のうち、厚真ダムでは現在、洪水吐のコンクリ―ト打設や法面工などを実施している。復旧工事は23年3月まで行い、23年4月から試験湛水を計画。満水後、1週間水位保持を行った後、利用可能となる予定。
 厚幌導水路では本年度に本体工事が完了する見込み。支線用水路は来年度に残る約3.7キロメートルを復旧し完成を目指す。
 室蘭開建の堀田伸之次長は、全体の統括として「復旧工事はICT活用や地元・関係機関等との連携により、順調に進んでいる。一方、まだ工事は残っているので、住民の方々がもとの生活を取り戻し、安心して暮らせるように、災害に強い地域づくりに取り組んでいきたい」と話していた。
(DOTSU-NET NEWS 2021/10/07付)