実費と乖離で設変対応／道農政部 １２月２１日以降適用／１日未満で完了する作業の積算

　道農政部は「１日未満で完了する作業の積算」に関する取扱いを定めた。１日未満で完了する作業量の作業に関し、実際の費用と発注者の積算に乖離（かいり）が認められる場合、設計変更で対応するもの。積算基準日が１２月２１日以降の工事から適用する。
　対象は、施工パッケージ、土木工事標準単価、土地改良事業等適用標準歩掛を使用している一部工事が対象。対象歩掛の詳細については、事業調整課ホームページで確認できる。
　適用に当たっては、施工前に受注者から当該積算の適用について申し出があった作業を対象に、施工実態を確認。受発注者間の協議によって、その施工方法が工事全体の工程上１日未満の施工にならざるを得なかったことを確認し、適用の可否を判断する。
　受注者が提出する本基準に該当することを示す書面、その他協議に必要となる根拠資料（日報、実際の費用を示す資料）によって通常の積算方法との乖離が２割以上確認出来る場合に、適用する。
　対象工事である旨は、入札公告および入札説明書、特記仕様書に記載する。