快適トイレ 導入・試行／２２年２月１日以降適用／道水産林務部 水産・森林土木で

　道水産林務部は、快適トイレの導入に関する試行に取り組む。すべての水産および森林土木工事が対象。契約締結後に受発注者が協議の上、設計変更において必要な経費を計上する。積算基準日が２０２２年２月１日以降の工事から適用する。
　各産業で人手不足が深刻化する中、建設産業においては、男女ともに働きやすい就業環境の整備が急務となっている。同部は、国の動向等も踏まえ、快適トイレの導入に関する試行を開始する。
　対象は、すべての水産および森林土木工事。ただし、工場製作のみの工事および現場環境改善費を適用しない工事は除く。
　快適トイレに求める標準仕様は「洋式便座」「水洗機能（簡易水洗、し尿処理装置付き含む）」「臭い逆流防止機能（フラッパー機能）」「容易に開かない施錠機能（二重ロック等）」「照明設備（電源がなくてもよいもの）」「衣類掛け等のフック付、または荷物置き場設備機能」となっている。
　費用については、１基・１月当たり５万１０００円を上限に積算上の差額を計上。男女別で１基ずつ計２基まで計上できる。