８６.５％ ０.９Ｐ下降／本紙集計 ９開建で下回る／開発局 ９月末業務平均落札率

　開発局所管発注業務における２０２１年度９月末平均落札率が、本紙集計でまとまった。全体は、８６.５％で、前年度同期と比較すると、０.９ポイント下降。札幌、函館など９開建で下降した。２１年度６月末と比較すると、０.７ポイント下降した。
　プロポーザル方式や随意契約を除く１００万円超の業務を対象に、平均落札率を算出。契約日ベースで整理した。対象件数は１６７３件で、前年度同期を１６１件下回った。
　業種別にみると、測量は５６件下回る３２４件、土木関係コンサルは６１件下回る１１４２件、建築関係コンサルは１３件下回る２３件、補償関係コンサルは５件下回る７０件、地質調査は２６件下回る１１４件だった。
　業種別の平均落札率をみると、測量は１.２ポイント下回る８４.８％、土木関係コンサルは０.３ポイント下回る８７.２％、建築関係コンサルは２.８ポイント上回る８３.７％、補償関係コンサルは１.２ポイント下回る８５.８％、地質調査は６.９ポイント下回る８５.５％となった。
　全体の平均落札率を部局別にみると、帯広と本局で上昇。本局は１.１ポイント、帯広は０.２ポイント上昇した。札幌、函館、小樽、旭川、室蘭、釧路、網走、留萌、稚内の９開建は下降。小樽は２.４ポイント、函館は１.６ポイント下降した。
　土木関係コンサルをみると、室蘭、釧路の２開建で上昇。釧路は０.７ポイント、室蘭は０.３ポイント上昇した。札幌、函館、小樽、旭川、帯広、網走、稚内の７開建と本局は下降。小樽は１.６ポイント、函館は０.７ポイント下降した。留萌は同率だった。
　測量をみると、旭川、帯広、留萌の３開建と本局で上昇。帯広は１.９ポイント、留萌と本局は０.３ポイント上昇した。札幌、函館、小樽、室蘭、釧路、網走、稚内の７開建は下降。小樽は３.４ポイント、網走は２.９ポイント下降した。