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道営 団体営 3万5135ha/道営は一定規模で推移/道農政部 16~20年度暗渠排水施工実績

2021/10/28付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、2020年度における暗渠排水の施工実績をまとめた。道営および団体営の実績を集計したもので、水田地帯と畑地帯合わせ6191ヘクタールを施工。16~19年度も含めた5ヵ年の施工実績は、本紙集計で3万5135ヘクタールに及ぶ。5ヵ年の状況をみると、道営は概ね5500ヘクタール前後で推移。21年度実績に関しては今後取りまとめを行うが、大幅な変動はないもようだ。

 年度ごとの施工実績は、16年度が6914ヘクタール、17年度が7743ヘクタール、18年度が7459ヘクタール、19年度が6828ヘクタール。区分ごとにみると、16年度が道営5798ヘクタール、団体営1116ヘクタール、17年度が道営5396ヘクタール、団体営2347ヘクタール、18年度が道営5568ヘクタール、団体営1891ヘクタール、19年度が道営5359ヘクタール、団体営1469ヘクタールとなっている。
 20年度の施工実績については、道営5193ヘクタール、団体営998ヘクタールの計6191ヘクタール。これに16~19年度の実績値を加えると、5ヵ年の施工実績は道営2万7314ヘクタール、団体営7821ヘクタールの計3万5135ヘクタールとなる。
 5ヵ年の状況をみると、道営は概ね一定の実績で推移。一方、団体営については、減少傾向が続く状況となっている。
 21年度に関しては、現時点で前年度実績を下回る見込みだが、同部では「地元要望にはほぼ応えている状況」と分析している。

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