中山組が首位 １５.４億／本紙集計 ３億円以上は１０２社／建管発注工事 上半期業者別受注実績

　全道１０建管の２０２１年度上期工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、釧路の２建管から計７件、１５億３６０２万円を受注した（株）中山組（札幌）。２位以下は、３件、１０億７４２３万円の日本高圧コンクリート（株）（札幌）、１０件、９億３２９８万円の荒井建設（株）（旭川）などと続く。受注総額は、前年度同期と比較して０.８％減の１０３９億３０００万円となった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２０年度ゼロ国債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、翌債、災害復旧Ｂは全額、長期国債は２１年度支払い分を計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度同期と比較して１３社減の８７８社。受注総額は、０.８％、８億２９００万円減の１０３９億３０００万円だった。このうち、道内業者の受注総額は１０１５億６４００万円。全体に占める割合は９７.７％で、前年度同期から０.７ポイント縮小している。
　前年度同期に上位３０位圏外だった日本高圧コンクリートは２位、（株）橋本川島コーポレーション（旭川）は７位、岩田地崎建設（株）（札幌）は９位、石塚建設興業（株）（稚内）は１７位、新谷建設（株）（旭川）は１９位、ドーピー建設工業（株）（札幌）は２０位、（株）森川組（函館）は２１位、（株）石山組（札幌）は２５位、（株）日進製作所（札幌）は２６位、宮坂建設工業（株）（帯広）は２９位に順位を上げた。
　受注額が増加したのは皆増含め５２１社、２倍以上受注額を増やしたのは８７社に。１０億円以上を受注した業者は１社減の２社、５億円以上は１社増の３９社、３億円以上は７社増の１０２社となっている。