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道建設部 21年度ICT活用工事/取組実施 17.3% 68件/割合 最高は帯広37.5%

2022/04/19付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、建管発注工事におけるICT活用モデル工事の2021年度実施状況をまとめた。394件のモデル工事のうち、取組を実施したのは17.3%に当たる68件。前年度と比べ、件数は2件減となったものの、実施割合は0.6ポイント増加した。建管別の実施割合は、帯広が最高の37.5%で、以下、小樽が35%、旭川が33.3%などと続く。ICT施工のさらなる推進に向けては、新たに部分的なICT活用工事の試行などに取り組むとしている。
 全面的なICT活用モデル工事は、18年度から土工量1万立方メートル以上の工事を対象に試行導入。19年度からは対象を拡大し、1000立方メートル以上の土工、3000平方メートル以上の路盤工を含む舗装工事でも取組を進めている。
 21年度の対象工事は、過年度発注のゼロ国債やゼロ道債などの案件も含めて394件。前年度と比較して26件減少した。このうち、取組を実施したのは2件減の68件。対象工事に対する実施割合は0.6ポイント増の17.3%となった。
 建管別の実施件数は、帯広が最多の18件で、旭川が13件、網走が11件など。実施割合は、帯広、小樽、旭川のほか、留萌が21.7%、網走が18.6%などとなった。
 道建設部は、ICT施工のさらなる推進に向け、22年度から部分的なICT活用工事の試行を計画。総合評価落札方式では、ICTの活用に関する地域選択項目の設定を可能としており、担当者は「取組の拡大につながれば」と期待している。

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